Autismの定義

昨日、学生時代の英語の先生に久々に会ってお喋りしてきました。アメリカに住んでいるので、帰国する乗り継ぎ時間にちょっと話しただけなんですが、息子の事で話が噛み合わないんです。何が噛み合わないかというと、後から分かったのが自閉スペクトラムの定義がアメリカでは違うという事。
どうもアメリカでは一般的に知的な遅れが伴う場合にしかAutism(自閉スペクトラム)と使わないそうなんです。
確かに今まで何度か仕事で診断名がAutismの方と接してきましたが、皆さん知的な遅れがあって私の想像していた人物像と違ったんです。だから昨日は妙に納得しました。

では息子のような軽い自閉スペクトラムは??というと特になし!ただの彼の個性。

アメリカらしくとても現実的で、今後の生き方が変わってくる場合のみ診断が必要な感じに思えました。実際昨日会った先生にも、なんで(知的な遅れがないのに)診断してもらったの?と聞かれました。
学習障害の話をしたら納得していました😄
学習障害やADHD(けっこうなハイパーな場合のみ)は学校や社会で配慮事項が必要なので診断があった方がいいという考えなんですね。

多様性って最近よく耳にする言葉ですが、こういうこと😊皆一緒なわけがない、それぞれ違って当然という考え方が浸透すれば社会が変わりますね!

まずはよく使う「普通はね、・・・」という枕言葉を死語にしちゃうとか。

学習障害児を持つ親のブログ

息子が7歳の時に学習障害と診断されます。学習障害について日本ではほとんど耳にすることがなく情報収集に苦労しました。仕事が休みの日には学校へサポートしに通いました。するとクラスには学習障害を始め軽い発達障害の子供達がちらほらいます。たまに脱線しますが、知りうる限りの情報を流しますので是非お役立て頂ければと思います。

2コメント

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  • あっくんママ

    2023.03.09 00:00

    そうなんです!驚きました。 ひとクラスの生徒数も断然少ないし、雑務もほぼないから個性のある生徒なんて、授業の妨げになるなんて事ないのでしょうね。そもそも授業の進め方も違いますものね。君はどう考える?の姿勢の欧米と、こう解かないと減点の日本方式と。日本方式の方が記憶力が抜きん出ているなら点数取りやすいし、、だからどちらがいいというわけではなく考え方の違いですね!
  • みの

    2023.03.08 23:47

    国によっても考え方が違うんですね 主治医の先生に、座ってられないなら歩いていいんです、座って授業を受けないといけないって考え方がよくない 自由でいいんです って入学前に話されてました 参観日でウチと一緒に支援クラスで授業うけてる男の子が、違うプリントしたり、席からなんども離れて粘土や折り紙取りに移動したりしながらも、授業は聞いていて本読み当てられたら読んでました フリーダムな授業でいいなぁと感じましたよ