こだわりが邪魔をする!

算数の授業の導入に毎回100問掛け算があります。なかなか5分でやりきらない息子。
遅いが九九を覚えてないわけではない。
何だろうか、と思ったら数字を書いては消してをやっている。
字が綺麗ではないうえに、納得いかない数字は何度も消して書く。
これだけで30秒はかかるのだから消さなければ全部できるのに。

他のテストもそう。
'こ'という字は上の一直線ではダメで必ずはねなければいけない、'う'という字も失敗率高く上の点を付ける位置のバランスがあるようだ。点ものはだいたい一回で書けない。
'え''か''や''ら'
'か'と'や'に関しては違いがあまりわからない。想像つきにくいですよね。

以前学習障害の方のお話を聞きに行った時に、疑似体験をしました。

へばめとさじとほくさょう、どれがこさばんああきこ?

答えはすぐにでましたか?

つばめときじとはくちょう、どれがいちばんおおきい?

音を記号(文字)に変えるのが苦手な学習障害。
文字の認識が難しいので本人なりのルールが出来上がっているのでしょうか。

少しずつ文字は綺麗になりつつありますが、所詮彼にとって文字は記号でしかないのです。

書き順?
そんなルール、もうとっくに捨ててます。


学習障害児を持つ親のブログ

息子が7歳の時に学習障害と診断されます。学習障害について日本ではほとんど耳にすることがなく情報収集に苦労しました。仕事が休みの日には学校へサポートしに通いました。するとクラスには学習障害を始め軽い発達障害の子供達がちらほらいます。たまに脱線しますが、知りうる限りの情報を流しますので是非お役立て頂ければと思います。

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