図と地
台風の雨の中、月に一度の診察に行って参りました。
語彙を増やす事が一番の課題の息子。
やはりマンガを読みなさいと言われるけど、コナンやドラえもんも読まない。ようやく興味を持ちだしたのは、角川マンガ学習シリーズ、どっちが強い?とか学研の科学おもしろクイズ図鑑です。オールカラーなのと興味ある鮫が闘うとか身近なものがクイズになってるというのが良かったようです。
とにかくわかりやすく頭に入りやすいオールカラーのがいいと思うと先生に話しました。
それはあると思う!まさしく図と地ですよ、と先生が仰いました。
'図と地'
例えるなら、図というのは講演者の声、地というのは観客のザワザワした声。図がメインの絵なら地は背景なのだそうです。
集中力があると背景は耳や目に飛び込んで来ませんが、息子の場合は処理しきれないのでしょう。だからマンガが読めなかったのです。納得出来ました。
そして最近しきりに言う、四年生になると頭が変わるよ!発言。先生にお話ししたら、それは自分で手応えのある毎日を過ごせてると感じてるからそう思うんだよ、きっと変わる!と太鼓判を頂きました。
毎日自分の変化を感じる事が出来ると成長に繋がるそうです。
今日はこんな事が出来てすごいね、明日も出来るといいね、翌日には今日も出来たね、と声がけしてフィードバックする事で行動が定着していくそうです。
どんな子供にも使える技ですよね。
そうそう、息子がプールに行かなかった理由はここにあると先生が仰っていました。変化を感じられず手応えがわからないから。なるほど!
今日も先生のお話が聞けて聴くサプリを大量に摂取できました。
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