登戸事件でもちきりですが
連日この事件報道が続いています。被害に遭われた方やご家族の事を考えると本当に辛い気持ちでおります。
子供や女性は弱い立場なので、常に脅威にさらされています。後ろから無言で錯乱状態でやってくるという防ぎようのないこんな事件、子供達に何と伝えて防げというのか。少林寺の先生ならなんて仰るかな?と考えていたところ、たまたま皆に向けてお話し下さいました。
少林寺拳法には'八方目'という言葉があります。目を動かさなくとも常に周りに目を配りなさい、というもの。何時たりとも常にキョロキョロする事も悪くない。とにかくボーと立っているだけでなく周りをよく見て、怪しい人がいれば気を抜く事なくその場を離れていきなさい、それしか今は防ぎようがありません。
さすが先生、少林寺拳法を習ってるからといって自分の強さを過信する事なく拳法の修行を発揮しなさいという教えでした。
さて犯人についての連日の報道で、
'自分だけ一人で死ね'というコメンテーターの言葉が波紋を呼んでいます。
確かにその通りで、犯人を擁護する気は毛頭ありませんが、犯罪には必ず原因、要因があります。
そんな折に、ヒントになる言葉がここにありました。先月、東大名誉教授の入学式式辞が話題になり読み返してみたのですが、東大という超難関大学新入生に向かって上野名誉教授は、(抜粋の要約です)
'今ここにあなた達がいられるのは、頑張ってこられた環境があったから。頑張っても報われない、頑張ろうにも頑張れない、頑張りすぎて心と体をこわす人達、頑張る前から周囲に意欲をくじかれる人達がいる。
あなた達の頑張りを自分が勝ち抜く為だけに使わないで恵まれた環境と才能を、恵まれない人々をおとしめるのではなく助ける為に使って、そして強がらず自分の弱さを認め、支えあって生きていってください。知を生み出す知を、メタ知識と言いそれを学生に身につけてもらう事こそが大学の使命です。ようこそ東京大学へ。'
興味を持たれた方は是非全文を読んでみて下さい。
東大生だけでなく、私たちが今生活出来ているのは自身の頑張りだけでなく、たまたま環境が整っていたから。
一方、犯罪を起こす人は幼少期、成長期に何かあったり、社会から受け入れられていないと感じてしまう環境があるのでしょう。
いつもの言葉、、寄り添い✨
困ってる人には手をさしのばす。はねつけられても、ちょっと遠くから見守る。
子供達が安心して生活出来ることは万国共通で、子供もそして大人も心身共に元気に。
元気ですかー!
元気があれば何でも出来る!
聞いたことあるっ(*≧∀≦*)
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