時代物
この世で一番好きな小説家は池波正太郎。
だけどほぼ読んでしまっているし、繰り返し読むにしても限りはあるから、たまに違う時代物(父からのオススメ)を譲り受けては読み漁る。
そんな譲り受けた面白い本の解説に最近の私の違和感を解消してくれる一節がありました。
高度経済成長期のように、日本中が一つの目標に向かっていた時代は誰もが賛同できる善/悪の規範が存在した。だがバブル崩壊で年功序列、終身雇用といった日本的なシステムが崩壊すると、日本全体が共感できる倫理観は希薄になっていった。かつては小狡いことをしていると非難されたが最近は法律に触れない道義的な悪であれば問題なしとする見方が広まっている。その一方で、田舎でのスローライフご注目を集め、金持ちが幸福という戦後日本を支配していた価値観へ疑問を持つ人も増えている。時代が混迷を深めるほど、善と悪は曖昧になるし、幸福と不幸の感じ方も多様化する。
最近話題のあおり運転で捕まった方が高学歴で高収入、それに難関有名企業にも在籍していた。もう気になって気になって、、すぐにネット検索しました。まだ謎だらけで発表はできませんが、しばらくお酒のあての題材となること間違いなし。
あるジャーナリストのコラムで、容疑者となる人の二代前まで遡ってみなければ本質が見えないと書いてらっしゃいました。
戦後の平和な世の中は素晴らしいし、我々が今後も守っていかなければいけないものだけど、価値観が多様化する時代だと認識しながら子育てをしなければいけないなと改めて思いました。
だから鳩間島留学!とつながるんですが😆
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