算数障害

3年前の事件で、就活中に妊娠出産、遺棄という衝撃的なニュースの続報をネットニュースで読み愕然としました。

彼女はいわゆるグレーゾーンだったけど大学まで目立たぬようやり過ごしてきたから一見何の問題もなかったそうです。
確かに、学校で問題になる子は授業を妨げてしまい先生がその子に手を取られ授業が進められず他の生徒に影響が出てしまう場合であり、黙って誰の迷惑にもならない子はノーマーク‼️

この記事の中で驚いたことは産気づいたトイレでパニックになったものの119番通報の9が押せなかったということ。彼女にはディスカリキュアといって算数の概念が理解できない学習障害があったとありました。

学習障害には息子のような読字障害(ディスレクシア)、書字障害(ディスグラフィア)、算数障害(デイスカリキュア)に分かれます。ディスカリキュアについて私もよくわからなかったのですが、この記事を読む限りでは数字が読めないし概念がわからないようです。時間は長い針と短い針の位置から絵としてインプットして理解していたそうです。

記事の最後に、「お母さんは私の1割くらいしか理解していない」と書いてありました。



前にもご紹介しましたが、この本を是非読んでみてください。

'ケーキの切れない非行少年たち'
’刑務所しか居場所のない人たち'






学習障害児を持つ親のブログ

息子が7歳の時に学習障害と診断されます。学習障害について日本ではほとんど耳にすることがなく情報収集に苦労しました。仕事が休みの日には学校へサポートしに通いました。するとクラスには学習障害を始め軽い発達障害の子供達がちらほらいます。たまに脱線しますが、知りうる限りの情報を流しますので是非お役立て頂ければと思います。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • あっくんママ

    2022.02.06 11:22

    @みのこのニュース何度も読み返してしまいました。彼女は一人色々な工夫で孤独と闘ってきたのかと思うとやり切れない気持ちになりました。 唯一の味方だと思っている親に気のせい、本人の努力不足だ!と言われたら誰に相談すればいいのでしょう。 発達障害という言葉だけが一人歩きしてしまって、特性を理解するというところまできてないのが現状ですよね。
  • みの

    2022.02.06 11:12

    本人にしかわからない それを理解してもらうための手段もない つらいですよね 人権研修で、発達障害ある人の講演を聞きましたが、親に中学くらいから訴えても理解されず大学時代には、発達障害だと本人が理解しても親には、気のせいだと言われたと話しておられました いまは診断を受け、障害者雇用で働いているので、特性を理解してもらえる環境にいるそうです 親のほうが受け入れ難いのかもしれないですね