自閉スペクトラム

精神科の先生で著書も沢山出されている本田先生のお話を聞きに行ってきました。

まず、発達障害の疑いのある児童は10パーセントはいるということ。最も多いのは自閉症!自閉症といっても社会生活上支障をきたす人が自閉スペクトラム症。支障きたさない人は自閉スペクトラム。症がつくかつかないかは困り度なんですね。

先生の話を聞いていたら私もグレーな自閉かもしれないと思ってしまいました。当てはまるのはこだわり部分だけですが。

自閉の特徴として、こだわりが強い(特定のものに興味を示す、特定の手順を繰り返す、ペースを乱されたくない)、感覚の特徴(様々な感覚過敏)、興味のあることは細部まで記憶する、他者の考えを推察できない、予定が崩れたり想定外の事に対処し辛い。

自閉は先天性のものですが、育ち方でその自閉がどのように表れるか変わるそうです。
育て方は4種類に分けられるそうですが、私自身いくつかを実践していたように思います。

それは昨年までの息子と最近の息子では随分違うからです。

この育て方について聞いて納得しました。
一年生の間は放任タイプで育てていました。
放任タイプとは、発達特性を理解せず場当たり的な対応する育て方の事。そうすると子供は情緒不安定、攻撃的、将来について無関心になるそうです。
発達障害とわかった二年生からは特性特異的教育タイプに変更し様々な理解で興味のない事などは押し付けず同調しました。それが功を成して落ち着いてきたのでしょうか。

もっと早くに気付いてあげられればもっと良かったのですが。

お話の中で、勉強ができる人が厄介だと仰っていて驚きました。親は勉強ができれば安心しきってしまうし学校でも注意される事がない。だけど社会に出れば高校以上の勉強はほとんど必要とされない。そして注意を受けずに育ってきた子供は社会適応が難しい事が多いのだとか。就職先を間違うと二次障害に悩まされたりする事もあるそうです。

興味ある事が仕事になるのが一番いいですね。そしたら仕事中毒になっちゃうかな?



学習障害児を持つ親のブログ

息子が7歳の時に学習障害と診断されます。学習障害について日本ではほとんど耳にすることがなく情報収集に苦労しました。仕事が休みの日には学校へサポートしに通いました。するとクラスには学習障害を始め軽い発達障害の子供達がちらほらいます。たまに脱線しますが、知りうる限りの情報を流しますので是非お役立て頂ければと思います。

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