防衛反応

歯磨きができることはすごい!の続き。
人間には五感の一つに触覚がありますが、一般的な触覚に加えて原始的な触覚が優勢な人がいるそうです。
その原始的な触覚が特に敏感な部位が、四つん這いになって上から雨が当たらないところ。お腹だったり、首、口、耳といったところ。爪切りが嫌い、耳掃除が嫌い、歯磨きが嫌い、偏食(食感が嫌)にはこういった理由があるようです。

赤ちゃんの時のずり這いはまさにこの防衛反応のでるお腹をすって移動するので、ずり這いもハイハイもとばしてつかまり立ちしたりするそうです。ずり這いやハイハイには成長プロセスがあり、移動しながら眼球運動が育つんですって!!
そういえば、眼球運動がよくない、と療育で言われた事がありました。不安になって主治医に相談しましたが鼻で笑われました😓
そういう適当な事をいう療育も多いんだよ。と先生は仰っていましたが、それ程に発達障害のある子供に眼球運動に問題のあるお子さんが多いということですね。

この防衛反応により嫌だと感じるのは仕方のないこと。そんな時は、強く、広く、しっかりと接することで緩和されたりするんですって!
参加者皆でやってみて納得したのですが、ハンカチとペンを使って実験。
ハンカチとペンをそれぞれそのまましっかりと手のひらに押し当てるとペンかハンカチかすぐに判断がつきます。だけど、ペン先とハンカチの先端を軽く手のひらにタッチするとどちらがペンかなんてわかりませんでした。
手のひらも防衛反応のでる所だから手を繋ぐのも嫌な子がいるようです。そんな時は手のひら全体でしっかりつないで手の甲は足にくっつける。すると一気に安心感がわくのだとか。
口の中も勿論防衛反応のでる所、歯磨きなんてもってのほか!となりますね。
そんな時は指に布を巻いて口の中に入れるとこから始めるとそのうち歯ブラシに移行できるそうです。

歯ブラシできるだけですごい!
ってこういう事でした。

そう考えると褒めるとこがいっぱいでてきますね。出来て当たり前、からこんなことも一人で出来るんだね😄の発想の転換。


私も誰か褒めてくれないかなぁ。

酔っ払っても一人でちゃんと帰れてえらいね、そのうえ歯磨きまでしてお布団に入って寝るなんて本当にえらいね😆

すごいぞ、私!

学習障害児を持つ親のブログ

息子が7歳の時に学習障害と診断されます。学習障害について日本ではほとんど耳にすることがなく情報収集に苦労しました。仕事が休みの日には学校へサポートしに通いました。するとクラスには学習障害を始め軽い発達障害の子供達がちらほらいます。たまに脱線しますが、知りうる限りの情報を流しますので是非お役立て頂ければと思います。

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