発達につまずきのある子供の輝かせ方
主に自閉症のある子供の輝かせ方についての講演会を聴きに行ってきました。
学習障害のある息子はアスペルガーも持ち合わせています。予定が分からなければ不安になるのかいつも明日は何があるのか、どう行動するのか、分刻みで聞いてきます。
自分の好きな事(お出かけする、友達と遊ぶ、など)ともなるとその時間まで興奮が抑えられずにいます。
息子の障害がわかってからというもの学習障害に焦点を当てていましたが、この間のペアレントトレーニングを受けて本当に今困ってる事はアスペルガーの部分だという事に気付いたのです。
そしてお話の中にでてくる事例集は、物の見事にどれも実際に経験した事でした。
授業中歩き回るのは基本形(授業についていけない、指示が理解できない)、運動会の練習ではふざけてる(立ち位置がわからない、踊りがわからない)、いつも上履きを履かない(感覚が嫌)などと親子で叱られっぱなしでした。
有名な児童精神科医の佐々木正美先生が提唱された'熱心な無理解者'にだけはならないようにしよう。
という言葉が心に響きました。
無理解、誤解、理解不足によりその子に合った支援ができないのです。だけど熱いから何とかこの子を変えてみせると熱血的な指導になってしまうのです。
以前の私もそうでした。一番息子を苦しめていた毒親です。
公共の場で、泣き叫んでいる子供を叱りたおす親を見かけますが、私もそうだったように親になもう1ミリの余裕も残ってないのです。
子供がそんな風に陥った時のなだめる方法や伝え方を知っていれば全然違ったのに、、
その時はわからなかった。
子供も自分の感情を伝える方法がわからなくて泣いたり叫んだり、物にあたったりしているのです。そんな時こそ支援!
こういう時はこう言おう、と具体的なヘルプの出し方を伝えてあげる。そして常々苦手な事は誰にでもあるのだから援助を求めることは恥ずかしいことではないと教え自尊感情を高める事が大切と仰っていました。
これは長期戦だけれども確実に問題行動を減らすことの出来る援助要求スキルだそうです。大人も子供もそうだけれど、信頼関係が成り立っていないと指導は届かないのでまずは信頼関係を築く事の大切だとも。
子供がうまくいかないと感じると同年代の友達がしない凄いことをやって自分の存在をアピールしようとする、それが飲酒、喫煙、セックス、薬物、目立つ装いだったりするそうです。このくだりは必ず学校に一人はいたのでピンときます。
終盤に出てきたペアレントトレーニングでも習った、
出来ていることを発見しよう
ここから始まるのでしょうか。
とても大切なことですね。当たり前だと思っている、歯磨きができることだって凄いことなんです!
それについてはまた次回😁
つづく
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