インクルーシブ教育
アメリカで自閉症のNPOを立ち上げる方と頻繁にメールでのやり取り。そろそろ日本支部も動き出しますよー💪
彼女はご主人と共に自閉症がある息子さんの学校選びのために日本にも見学にいらしたそうです。
ご実家近くの特別支援学校で色々な質問をされたようですが、あまりに日本の教育に対する専門性のなさに、がっかりされたそうです。
質問責めにあった校長先生は精神的なストレスのチック症が出てしまった程だそうですが、多分その時から15年は経っているでしょうが教育現場はゆとり教育から詰め込み教育に戻っただけ。ようは何も変わっていない、、
一方アメリカでは、まずお医者さんやソーシャルワーカー、セラピーの人と家族が教室同じテーブルにつき子供にとって一番良い環境で勉強させる。
障害児の費用は市が負担するので、市は費用が安く済むように地元の公立の学校にしようとしますが、お医者さんやソーシャルワーカーが反対をするとお互い納得が行くまで話し合いが続きます。
それでもダメな場合は裁判に。
という具合でして、さすがアメリカです。うちの息子の学校では補助の先生がクラスに一人、それも週一来校と聞いて大変驚かれていました。
日本は40人近くを一人の担任が見るので、障害があると同じクラスには入れません。うちは軽い自閉&学習障害なのですれすれ普通クラスです。やっと平仮名をマスターした息子は音読が人よりかなり遅いけど、クラスでは皆が息子の読み終えるまで待っててくれるんです。きっとクラスメートは大きくなっても息子の事を覚えているでしょう。
それでよくないですか?皆が同じなんてあり得ないですもの。
ちょうどニュースで、国会で初質問されたという'れいわ新撰組'の船後議員が、障がいの有無にかかわらず幼少時からともに学ぶ「インクルーシブ教育」の必要性を指摘されていて、全くその通りだなと思いました。それこそが思いやりのある人間教育でありイジメもなくなるのではないでしょうか。
そして遂にメールのやり過ぎで右手が腱鞘炎になりました。
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