ゴールは自治

先月の診察では先生がコロナ対策で忙しくされていて代診の先生だったからお話できず。その分、昨日の診察では長々とお話してきました。次の患者さん、ごめんなさい🙇‍♀️←怒ってた。

先生のお話をここで皆さんとシェア。

最近の私の悩みは、息子がパニックにならないよう今までは先読みでお膳立てしてきましたけど、このままだと何かうまくいかなければ全部私のせいにしてしまう気がして、今後どの様に対応していったらいいのか?ということです。

先生の答え:

自己選択→自己決定→自己責任→自治


失敗しないようにする子育ては10歳まで!それ以降は自己選択し自己決定させる。失敗しても、次頑張ればいいよ!という声がけをする。自分で失敗を繰り返せば自分の決定に責任を持つことができるようになる。最終的には自分でどのような決着をつけるか考える力をつけさせる。

最後の'ジチ'という言葉にピンと来なくて、先生にお聞きしたら自治体の自治だそうです。皆で地域の事を話し合ってこんな場合はどうする?こんな時はこうしよう、なんて話し合うでしょ、あれを自分の中で自己完結することです。と分かるよう話して下さいました。
自治!なるほど、私これを息子に教えたかったんだとしっくりきました。行かせたかった島ではこの'自治'なしには成り立たないのです。
今であれば、診療所のない島ではコロナを恐れ観光客を受け入れたくない気持ちもあるけれど生活もあるし。反対や心配をどのように話し合いで折り合いをつけるか。とても難しい議論だと思います。話し合いやその決定事項には従う大人の姿を見せたかったんです。

これ社会性の基本ですものね。

社会性について先生の研究は次回。


学習障害児を持つ親のブログ

息子が7歳の時に学習障害と診断されます。学習障害について日本ではほとんど耳にすることがなく情報収集に苦労しました。仕事が休みの日には学校へサポートしに通いました。するとクラスには学習障害を始め軽い発達障害の子供達がちらほらいます。たまに脱線しますが、知りうる限りの情報を流しますので是非お役立て頂ければと思います。

1コメント

  • 1000 / 1000

  • みの

    2020.08.04 03:01

    なるほど! あたしも癇癪起こさないよう先読みして気を張っているのがストレスでした。なのに癇癪起こさたらたまったもんじゃない。 とりあえず10歳までは失敗しないようにフォローはいいと知り安心しました。 しかしなぜだか最近は育てやすくなっています。医大の初診がいよいよ来月です! 今は、島に行きたい想いとの狭間で悩みまくっています