ジョーカー
アカデミー賞で沸いている「パラサイト」、映画館は賞をとってから益々大盛況らしいですね。
先日、同じくアカデミー賞主演男優賞をとった作品のジョーカーという映画を観ました。精神障害を持ったアーサーという男性を演じた俳優の狂気に満ちた演技にグルグルと渦を巻くように惹き込まれていってしまいました。映画中何度も映画紹介ページを開いては閉じてホアキン・フェニックスさんについて確認したほど!
俳優の名演技で余計に作品にのめり込み、ハッピーエンドではないけど見終わった時に気持ちの高揚を抑えられなかった程です。
主人公アーサーは仕事を無くし、恋人にも去られ、貧困で精神障害があり福祉と繋がっていたけれどその福祉も閉ざされ完全に孤立するのです。相談する友達も家族もなく、自分の存在価値が見出せない彼は、ついに世間から支持され愛される自分を見つけるのです、それが殺人鬼ジョーカー。
内容も内容なので、この映画を観て本来の俳優という仕事はこうでなきゃと思いました。複雑な心境を表現できるからこそ、この作品は成り立つんだろうなぁともっぱら評論家気取りですが。
それはさておき、とにかく人は孤立させちゃいけない!といつも声高にいうけど、こういうことなんだよ、結果こうなるんだよ、と思わせる映画でしたので何観よう?と思ってる人がいたら観て欲しい。
ほんとあの演技すごいから!!観終わった友人は気持ち悪いと言ってましたが、久々に毛が逆立つ思いで観ましたよ。観てからも色々と余韻が残ります、ブログに書くほどに。
こんなけ勧めといてなんですが、心身共に病んでる時の観賞はオススメしません。逆に悪化します😭
2コメント
2020.02.19 12:39
2020.02.19 08:26